産科施設の選択について

さいたい血の採取をするかどうかは、それぞれの産科施設の判断です。

医師や助産師の協力が得られれば、どこの産科施設で出産しても赤ちゃん本人のためにさいたい血を採取・保存できます。

ただし、さいたい血の採取に慣れていないと、必要な採取量が取れなかったり、細菌が混入したりする危険性が高くなります。
ある会社では、採取時の消毒が不十分だったために細菌が混入したケースや、産科施設の職員が採取したさいたい血を冷凍庫に入れてだめにしたというケースを経験しています。
こういった失敗はまれではありますが、ミスは完全に避けられるものではありません。

さいたい血の採取に慣れている産科施設であれば、きちんと採取してくれる可能性が高いといえるでしょう。

民間バンク各社では、さいたい血の採取経験のない産科施設で出産する人からさいたい血の採取・保存の申し込みがあった場合には、担当者が出向いて採取の仕方を指導しています。

また、さいたい血移植の際には、公的バンクのところでも触れたように、体重に見合った細胞数が確保できるかどうかが大きな問題になります。
通常、さいたい血移植のときには分裂する能力のある細胞が、移植を受ける患者さんの体重1キログラム当たり2000万個必要だといわれています。
たとえば大人になって白血病になり、さいたい血移植治療を受ける場合には、体重等ロの人なら憲個、竿ロならは憶個の細胞が必要ということです。

自分のものであればほかの人のものを移植するときより細胞数が少なくてよいといわれていますが、やはり、細胞数は多いに越したことはありません。

細胞数を確保するためには、へその緒の中の血液をできるだけたくさんとることです。
さいたいが細くて十分な量のさいたい血を取れないものもあるそうですが、慣れているほど圭にたくさんのさいたい血を取れることは事実です。

最初から十分な量のさいたい血を取れる医師や助産師もいることとは思いますが、できれば、さいたい血を採取した経験のある医師や助産師に頼んだほうがよいでしょう。

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