臍帯血はどうやって取るの?

では、実際に、さいたい血を採取する場合には、どうやって取るのでしょうか。

皆さんはもうおわかりだと思いますが、さいたい血は、へその緒の中にある血液です。

赤ちゃんが産声を上げ、無事に生まれた後、へその緒は赤ちゃんから切り離されます。
へその緒を通して呼吸していた赤ちゃんは、産声を上げると同時に肺呼吸を始めるわけです。

そのあと、お母さんの体から胎盤を取り出す「あと産」が行われますが、そのとき、へその緒に注射針を刺しさいたい血が採取されます。

さいたい血を採る方法には、胎盤がお母さんの体の中にあるときに採取する場合と、胎盤を取り出してからすぐに行う場合とがあり、どの時点で行うかは、さいたい血を保管するバンクや病院によって異なります。
どちらにしても、さいたい血を取ることで、痛みを感じることはまったくないそうです。

へその緒はすでに赤ちゃんから切り離されているわけですし、お母さんの皮膚や臓器に直接つながっているものでもありませんから、考えてみれば痛みを感じるはずもありませんよね。
さいたい血の採取にかかる時間は、どこで採取した場合でも5分から10分ほど。
採取は、お産に立ち会った医師や助産師、看護師が行います。

実際に、採取を経験した人に聞くと、赤ちゃんが無事に生まれた喜びにひたり、「あと産」の痛みに耐えている間に、いつの間にか終わっていたといいます。

さいたい血を採取するために、誰ひとり痛みや苦痛を感じることがないということも、このさいたい血を使った医療が注目されている理由のひとつです。

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